喪中のお正月の過ごし方について

お葬式のマナー

2020.12.28 喪中のお正月の過ごし方について

喪中のお正月の過ごし方について

高根沢町・宇都宮市で一般葬・家族葬・一日葬・火葬式・直葬など幅広い規模のお葬式をお手伝いさせて頂いておりますセレモニー宝典です。今回は、喪中のお正月の過ごし方について書かせて頂きます。最後までお読みいただければ幸いです。

〇喪中とは?

近親者が亡くなったときには、故人様の死を悼んで身を慎む一定の期間があります。この期間を喪中といい、故人様が亡くなられた日から一周法要までの間の約1年間(最長13ヶ月)の間、喪中期間となります。
喪中期間は晴れがましいことや派手な行動は慎んで、お正月のお祝いや年始のご挨拶、神社への参拝も控えるのが一般的となっています。
キリスト教と浄土真宗については、喪中の概念がありません。
本来、仏教には喪中の概念はございませんが、四十九日までは神道同様に忌として、1年間は喪とすることが一般的となっています。

○喪中と忌中の違いは?

喪中は前述でご説明したとおりですが、喪中と似た言葉で忌中という言葉があります。仏式での喪中と忌中の違いは、以下の通りです。
 喪中・・・故人様が亡くなって日から一年間です。
 忌中・・・故人様が亡くなった日から仏式では四十九日、神道では五十日祭までの期間
四十九日法要、五十日祭を終えたら、忌明けとなります。

〇喪中と忌中期間とは?

故人様との関係の深さで、喪中と忌中期間が異なります。一般的には1親等と、2親等が喪に服する範囲と言われておりますが、3親等以上でも故人様との関係性が深い場合、喪に服す方もなかにはいます。

以下の表は、明治時代に出された大政官布告『忌服令』に基づいたものになります。
現在は撤廃(昭和22年に廃止)されているので、服喪期間の目安になさってください。また、こちらの期間は決まりではございません。ご自身と故人様とのお付き合いの深さでお考えいただければ幸いです。

親等故人の続柄忌中期間喪中期間
1親等両親50日13か月
義両親30日150日
50日13か月
20日90日
嫡子(息子)20日90日
その他の子(娘)10日90日
養子10日30日
2親等兄弟姉妹20日90日
祖父母(父方)30日150日
祖父母(母方)30日90日
3親等おじ・おば20日90日

〇喪中期間にお正月で控えること

前述にお正月のお祝いや年始のご挨拶は控えることが一般的です、と記載いたしました。具体的にはどのようなことがあるのか、ご説明いたします。

・年賀状
年賀状は新年を祝う挨拶状になります。ですので、喪に服している人が年賀状を送ることは、あまり良いことではありません。同時に、受け取ることもあまり良くないこととされています。そのために、事前に年賀欠礼(喪中はがき)を送っておくことが必要となります。
もし、年賀状を頂いてしまった場合には、寒中見舞いを送るようにしましょう。

・お正月飾り
門松(松飾り)やしめ縄飾り、鏡餅など、いかにもお正月といった華やかな飾りは控えましょう。忌明けであれば、鏡餅を飾っても良いという意見もあるようですが、一般的には行わない方が良いでしょう。特に、家の外には正月飾りをしないようにしましょう。

・年越しそばやおせち料理
年越しそばは、『長寿・延命を願う』といった意味や、『今年一年の厄を断ち切る』といった意味があり、お祝いのお料理ではありません。ですので、喪中であっても年越しそばは食べていただいても大丈夫です。
おせち料理については、お正月のお祝いのお料理なので、喪中のときは控えます。鯛・海老・紅白のかまぼこ・昆布など、おめでたいことを意味する食べ物は避けましょう。もし食べるとしたら、そういったおめでたい食べ物を入れないで、普段の食べ物として食べましょう。気にするようであれば、おせち料理は食べないほうが良いでしょう。
お雑煮についても、お供えもののお餅は避けます。普段の食べ物として食べるのが良いでしょう。

・新年の挨拶
年始に人に会った際に『おめでとうございます』という挨拶ではなく、『昨年はお世話になりました』や『今年もよろしくお願いいたします』といった「おめでとう」という言葉を避けて挨拶をしましょう。

・初詣
喪中の期間であっても、忌明けであれば、初詣をしてもかまわないといった考えがありますが、神社やお寺によって考え方の違いがあることや、地域やご家族の考えによって考え方は変わってきます。
また、神道では死を穢れとする考え方があるため、忌中は神社への参拝は避けます。忌明けであっても、お正月の神社への参拝は控えたほうがいいでしょう。
仏教では死を穢れとする考え方が無いため、喪中でも、お寺への初詣に行っても大丈夫です。
厄払いについては、喪中期間であっても、厄払いをしたい場合には、お寺で厄除けをしましょう。時期を調整できるのであれば、神社での厄払いを依頼すると良いでしょう。

・お年玉
お年玉については、神様からの贈り物という意味のため、喪中には避けたほうがいいとされています。しかし、近年では家族や親戚からのお小遣いの感覚なので、子どもたちが楽しみにしているから何かしてあげたいという場合には、お年玉としてではなく、『お小遣い』や『書籍代』で渡すのであれば良いでしょう。

〇喪中期間にお正月で行って良いこと

・お墓参り
喪中は故人様を悼むためにあるので、喪中であってもお正月にお墓参りに行くことは差し支えありません。
ただし、特に気をつけることがございます。それは、お供えするお花(仏花)です。お正月だと華やかなものが売っていますが、華やかなお花を購入することは避けましょう。普段どおりの目立たないお花(仏花)を選びましょう。
また、お墓のお掃除は年末に行っておき、きれいにして年を越しましょう。

いかがでしたでしょうか。
今回は、喪中のお正月の過ごし方についてご説明させていただきました。
故人様の親等に合わせ、昔は法律で喪中と忌中の期間や、してはいけないことがはっきりと決められておりました。しかし、近年では考え方が柔軟になってきています。今回の記事を参考になさっていただき、喪中であっても穏やかな正月期間をお過ごしくださいませ。

セレモニー宝典では、お葬式や仏事や法要についてアドバイスさせて頂いております。お葬式のことならセレモニー宝典へお気軽にご相談ください。今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
ご不明な点がございましたら、0120-16-4242までお問合せください。

喪中のお正月の過ごし方について

エンディングプランナー
荒井 貴大

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